猫が水を飲まない時にやるべき4つの対処法

ねこに関すること


お家で一緒に暮らしている家猫。最近は家の外に出ると猫同士のケンカや事故などの危険があるということで“完全家猫”ということもめずらしくありません。


つまり目の届く範囲にいる時間が増えているというわけです。


『最近水を飲んでいるところを見ていないような気がする』


こんなことを思ったことはありませんか?


もちろん四六時中ずっと観察しているわけではないでしょうが、ずっと家の中で生活をしていることから“見る機会が減った=飲む機会が減った”と考えて間違いありません。


水を飲む量が少ない場合はいろいろな病気のリスクがでてきます。さらに夏のような室温が高くなりやすい時期は熱中症や脱水の危険も・・・


そうならないために我々飼い主がしっかりと対策をしてあげましょう!



スポンサーリンク

水を飲まない時にやるべき4つの方法


ウェットフードに変える


ドライフードの水分量は10%以下に対しウェットフードの水分量は約80%。普段のご飯をウェットフードに変えるだけで水分補給が出来ます。


これは一番簡単な方法ですが、一番水を飲ませたい夏に乾燥しやすく傷みやすいというデメリットもあります。


またドライフードに比べて値段が割高なので、毎日のこととなると家計には優しくないですね。



給水ポイントを増やす


家の中に数か所水飲み場を設置するのも有効です。


猫は神経質であり好みが激しい性格なのは有名ですよね。もしかすると今の水飲み場を気に入ってないのかもしれません。


複数の水飲み場を作ってあげることで、「いつもよりもたくさん水を飲んでいるな」と感じることがあると思います。

そこがお気に入りポイントということですね。


ただしポイントを増やしすぎると、お水の入れ替え忘れが起こる可能性もあるので注意してください。



水を入れる器を変える


好みの激しい猫は器によって「あまり水を飲まない」or「よく水を飲む」が変わる傾向があります。


そんな時は猫がよく水を飲むと噂の“ヘルスウォーターボウル”をお試しください。同じ場所に設置しているのに飲む水の量が以前と比べて段違いになったという方も多いです!


このヘルスウォーターボウルは水やフードを入れると、内容成分が活性化し優しくまろやかな味に変化するそうですよ。


詳しくは公式HPでご覧ください。



自動循環器を使う


猫は溜まっている水より流れている水を好む傾向があります。


水道をずっと開けたままにしておくことは出来ませんが、代わりに自動で水を循環してくれるものがあるんです。


“ピュアクリスタル”という自動循環器が一番有名で、フィルター付きでご飯のカス・猫の毛・埃の除去、さらにカルキ臭まで処理してくれてキレイな優しい軟水を作ってくれる優れもの。


詳しくは公式HPでご覧ください。



スポンサーリンク

水を飲む量が少なすぎると起こる3つの症状


尿石症


水分をあまり必要としない猫は必然と尿が濃くなり、その分人に比べて結石が出来やすくなっています。


オシッコにキラキラしたものが含まれていないか定期的に確認しましょう。


尿石症になると膀胱炎や尿毒症などにも繋がりやすくなるといわれています。



熱中症


人だけでなく猫も熱中症になります。熱中症になると、“口を開けてハアハアしている”“ぐったりしている”“歩く時にふらつく”などの症状がみられます。


猫はつらい時に限って人前に姿を現さない習性がありますので、夏場などの暑い時期は特に注意して見てあげるようにしましょう。



脱水症状


猫は脱水症状になりやすいのにも関わらず脱水症状に対して鈍感な生き物。


毛玉を吐き出すことがありますが、もともと水分をあまりとらない猫はこの吐く行為によってさらに体内の水分を排出してしまいます。


オシッコの回数が減り元気がない、などが脱水症状のサインです。



スポンサーリンク

飼い主が責任をもって管理をする


猫は水をあまり飲まない動物というイメージがありますよね。


猫はもともと砂漠地帯に生息していることからも想像できるように、少しの水で生きていける体に進化したものと考えられています。


しかし、いくら少量の水で生きていけるとはいえ、必要量より水を飲まない場合は人と同じくリスクがあるということを我々飼い主は理解する必要があります。


猫と意思疎通する方法があればいいのですが現在の科学では不可能。だからこそ日頃から注意して生活習慣の変化に気づいてあげることが大切ですよね。


本記事にて、みなさんの大切な家族である猫ちゃんとの幸せな時間を、少しでも長く続くようお手伝いができれば幸いです。


コメント

タイトルとURLをコピーしました