こんにちは、パパです!
まずは最近のちくわちゃんです。
大人っぽくなってきましたね!
しかしやんちゃなのは相変わらずで、そろそろソファーがダメになりそうです(笑)
前回のママの日記にもある通りちくわは室内飼いに決定しました。
今日はそんな思いに至ったパパの〝実家ねこのポンくん〟について書いていきます。
これがポンくんです。
生後間もなくパパの父親が知り合いから
「子ねこがたくさん産まれたからもらってくれないか?」
と頼まれ母親に相談。
もともとねこ好きの母親は「ぜひ引き取ろう」と了承しました。
それが茶トラのポンくんです。
ポンくんに対して、私は当時まだ学生だったので兄弟のような感じでしたね。
ちくわに関しては我が娘って感じです。
母親の実家にもねこがいるし、事故に遭いすでにこの世にいない〝ねこのびっちゃん〟もいましたので、家族みんな慣れたものでした。
すくすくと元気に育っていって田舎ねこなので外にもよく遊びに行っていました。
そして月日が流れ、2歳か3歳の頃だったと思います。
1~2日家に帰ってこなくて近所に探しに行ったりしていました。
次の日の早朝、父親が弱々しく鳴く声が家の外からしていることに気がついて見に行ってみると、傷だらけになって足を引きずっているポンくんの姿が…
急いで家の中に入れ母親を起こし病院に連れて行きました。
結果は半身麻痺とのこと。
ねこ同士のケンカなのか事故なのか…
主に下半身を動かすことができず、顔の半分の感覚もなさそうで触っても反応なし。
寝ているときも目が完全には閉じません。
病院の先生によると、この先歩けるようにはならないとのことです。
家族のみんながショックを受けていました。
「マッサージをすると少しはよくなるかもしれない」と言われていたので、毎日時間さえあれば主に母親が下半身をマッサージをしていました。
私たちもしていましたが、母親がほとんど付きっきりで介護をしていた記憶があります。
なんとその甲斐もあり数か月後には歩けるようになりました!
これには病院の先生もびっくり。
最終的には走れるようになり普通のねこと変わらないぐらいにまで回復しました。
ただ、顔の麻痺は完全にはなくならず、ご飯が食べづらそうにしていました。
相変わらず寝ているときも半目です。
走ることはできるのですが、踏ん張りがきかないのでカーブが曲がれずこけてしまいます。
あとうんちが踏ん張れないので少しでも硬くなっていると排出することができませんでした。
このうんち問題がこの先ずっとポンくんを苦しめることになります。
病院からうんちを柔らかくする薬をもらっていて、毎日錠剤と注射器を使って液体を飲ませなければいけません。
それでも数日うんちがでないことも頻繁にあり、腸にたまりすぎると苦しみだすので、病院で直接肛門に器具を入れて排出してもらうことになるのですが…
このときにすごく暴れます。
とてもつらそうでペットグローブをつけていないとこちらの手も耐えられません。
家に帰ると疲れてぐったり寝てしまいます。
病院に行く時のねこ用のバックを用意しようとするとどこかに隠れてしまうようになりました。
私たち家族はこの事件があってからポンくんを外には出さないようにしました。
たまに母親が抱っこで家の敷地内を散歩するぐらいです。
そこからは何事もなく、やがてママにも出会い、変わらず家族に愛され18年の天寿を全うしました。
私はそのころ既に実家をでていましたが、最後は母親に看取られたようです。
ポンくんの知らせを聞いて仕事終わりに実家に行きました。
そこでポンくんを見て思ったのが〝とても幸せな一生だったんじゃないかな〟ということです。
まあ実際のところポンくんに聞いてみないとわからないことですけどね。
野良猫の寿命は3~5年といわれています。
- 食べものも自分で探さないといけない
- 雨風を凌げる場所の確保も必要
- 人間社会との関わりや事故
これらの心配のない家ねこってとても恵まれていますよね。
家ねこってよく外を眺めることがありますが、外に出たいわけではなく外敵の侵入がないかチェックしたり、日光浴したりを目的にしているのだそうです。
まあ実際のところポンくんに聞いてみないとわからないことですけどね(2回目)
大怪我もあったけど回復したし、安心できる生活や家族からの愛情もずっとあったから、きっとポンくんは幸せだったと思っています。
母親もきっとポンくん自身もそう思っているに違いありません。
これが実家ねこのポンくんのお話です。
書いていて泣きそうになりました。
最近涙腺弱くなってきている気がします。
ということなので、ちくわを外にだす気は最初からありませんでした。
家の中でなるべく退屈しないようにしてあげて、ポンくんに負けないくらい愛情を注いでいきます。
寿命は人間の方が長いので、最後は私たちが看取らないといけません。
ポンくんに思ったように〝幸せな一生だったね〟と言ってあげれるように、私たちにはちくわを幸せにする責任があります。
今日はこれで終わります。
読んでいただきありがとうございました。
パパでした~
前回のママの日記はこちら▼▼
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